名著復刻シリーズ 渡辺千尋 長崎文献社マルチル ノ コクイン ワタナベ,チヒロ 発行年月:2013年11月 ページ数:269p サイズ:単行本 ISBN:9784888512046 渡辺千尋(ワタナベチヒロ) 1944年東京生まれ、長崎市で育つ。
1962年美術家をこころざして上京。
油絵、水彩、エナメル、ペン画など様々な技法で絵画研究発表。
1978年銅版画をはじめる。
1979年日本版画協会奨励賞受賞。
以降、内外の個展で作品発表をつづける。
1994年ノンフィクション著作『ざくろの空』で第1回蓮如賞受賞。
2001年『殉教(マルチル)の刻印』で小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞。
2009年8月18日食道癌のための逝去。
享年64(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 キリシタン銅版画/第2章 二十六聖人殉教の道を辿る/第3章 復刻の始まり/第4章 銅版画の誕生/第5章 有家版銅版画/第6章 消された鳩/第7章 復刻を終えて/第8章 白鳩伝説/第9章 銅版画家 1597年に有家のセミナリヨで制作された銅版画には謎がかくされていた。
「白い鳩」はなぜ消されたか。
同じ年に起きた二十六人の殉教事件と関連があるのか。
著者は殉教者の道800キロを歩き、復刻への決意を固めた。
本 ホビー・スポーツ・美術 美術 その他